2024(令和6)年の初詣

東国三社の一つ、息栖神社で新しい一年の無事と平安を祈願しましょう。新年の境内は露店や多くの参拝客で大変にぎわいます。
社務所では、大晦日の朝から元日の18時頃までお札・お守りの頒布、ご祈祷、御朱印の受付が行われます。

また、元日には参拝者への甘酒の提供や、鹿島灘太鼓会による新春初打ち鹿島灘太鼓の奉納があります。
太鼓演奏の奉納は、午前9時頃から午後12時30分頃までの間に5回行われます。

古来より信仰を集めた『東国三社(とうごくさんじゃ)』の一つ

息栖(いきす)神社は、鹿島神宮(鹿嶋市)、香取神宮(千葉県香取市)とともに『東国三社(とうごくさんじゃ)』と呼ばれ、古くから信仰を集めてきました。

岐神(くなどのかみ)を主神とし、相殿に天鳥船神(あめのとりふねのかみ)、住吉三神を祀っています。天鳥船神は交通守護のご霊格の高い神様で、鹿島大神の御先導をつとめられた神様です。

大鳥居が常陸利根川沿いに建てられ、江戸時代は利根川の河川改修で水運が発達したため遊覧船も行き来し、庶民の間で東国三社を参詣するのが流行となりました。水郷の風景を楽しむ人や文人墨客など多くの参拝者で賑わっていました。

現在も、息栖神社を含めた東国三社は、関東屈指のパワースポットとしてテレビや雑誌など各種メディアで取り上げられ、東国三社巡りバスツアーなどが頻繁に行われています。

日本三霊泉に数えられる『忍潮井』

息栖神社で隠れたスポットなのが、常陸利根川沿いの大鳥居(一の鳥居)の両脇に設けられた二つの四角い井戸「忍潮井(おしおい)」です。それぞれの井戸の中に小さな鳥居が建てられ、水底を覗くと二つの瓶(かめ)がうっすらと見えます。

この二つの瓶は「男瓶(おがめ)」と「女瓶(めがめ)」と呼ばれ、1000年以上もの間、清水を湧き出し続けてきたとされています。

この忍潮井は、伊勢(三重)の明星井(あけぼのい)、山城(京都)の直井と並び、日本三霊泉の一つに数えられています。

しかもこの清水には、女瓶の水を男性が、男瓶の水を女性が飲むと二人は結ばれるという言い伝えがあり、縁結びのご利益もあるとされています。

現在忍潮井の水を直接飲むことはできませんが、境内の手水舎の奥にある湧き水は、忍潮井と同じ清水で、お水取りをすることができます。

団体参詣の際の注意点

団体、大人数での御祈祷や御朱印の集印を参詣時にご希望される場合は、事前に社務所までお問合せください。

駐車場のご案内

息栖神社脇に『息栖の森駐車場』が整備されました。料金は無料です。
普通車50台、大型バス4台駐車可。駐車場内にはトイレも併設されています。(オストメイト対応トイレ、ベビーチェア、ベビーベッドあり)詳しくは下記の神栖市ホームページをご覧ください。

⇒息栖の森駐車場が完成しました(神栖市ホームページ)

息栖神社パンフレット【PDF】ダウンロードはこちら

詳細情報

所在地茨城県神栖市息栖2882
問い合わせ先息栖神社社務所 TEL:0299-92-2300
社務所開設時間午前8時30分~午後4時
御朱印受付時間午前9時~午後3時30分
駐車場境内脇に神社駐車場有り ※大型バス可、台数に限りあり
神社脇「息栖の森駐車場」:普通車50台、大型バス4台
トイレ併設:オストメイト対応、ベビーチェア、ベビーベッドあり
アクセス(東京方面より高速バス利用の場合)
 ※最短10分間隔で運行、東京からのアクセスに大変便利です。
JR東京駅八重洲南口より高速バスかしま号(鹿島神宮駅行き)で1時間30分、「鹿島セントラルホテル」停留所下車~タクシーで5分、または徒歩30分

(電車)
JR総武線(成田廻り) 小見川駅下車、タクシーで10分
JR鹿島線 鹿島神宮駅または潮来駅下車、タクシーで20分

(車:高速道)【東関東自動車道】潮来ICより15分、佐原・香取ICより20分

(車:一般道)
水戸方面より国道51号~124号・県道44号、1時間30分
銚子方面より国道124号・県道44号、35分

 ※鹿島・香取神宮へは車でそれぞれ20分です。
関連リンク息栖神社公式ホームページ
施設案内 息栖神社(神栖市役所ホームページ)
関東屈指のパワースポット東国三社のひとつ「息栖神社」(カミスミカ)
東国三社詣(東国水郷観光連絡協議会ホームページ)

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